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弔問とは、訃報を受けてからご遺族宅を訪ね、お悔やみの言葉を述べることです。葬儀・告別式へ参列できなかった場合に後日弔問する場合と、訃報を受けすぐに弔問する場合もあります。弔問の際は遺族に配慮し、迷惑にならないようにしましょう。

弔問とは、ご遺族にお悔やみの言葉を述べること

弔問の目的はご遺族にお悔やみの言葉を述べることです。ですから、ご遺族への配慮が十分でなければなりません。事情があり、葬儀・告別式に参列できなかった場合でも、弔電や、お悔やみの手紙とともに香典をお送りするなど別の方法もあります。

弔問が迷惑になってしまう場合もございますので、ご自宅へ訪問するかどうかは、ご遺族へ配慮し十分に検討しましょう。

弔問のタイミングは故人様との関係性

弔問のタイミングは、故人との関係性で異なります。 ここでは、故人との関係性ごとに、弔問すべきタイミングをご紹介しましょう。

1.近しい親族や親しい友人は通夜前に

故人の配偶者や子どもなど、一親等から三親等までの近しい親族の場合、訃報を聞いてすぐ弔問するケースが多いです。 三親等以外でも、故人と親しくしていた人であれば、通夜前に弔問することも珍しくありません。 また近所の方や友人など、日頃から故人と交流の合った人の場合も、通夜前に弔問します

2.友人や知人は通夜や葬儀当日に

故人と特に親しくしていたわけではなく、一般的な関係性の人は、通夜や葬儀当日に訪問するのが一般的です。 通夜や告別式の日時と場所が、遺族から知らされたら指定の時間に訪問します。 地域によって通夜、葬儀の弔問は確認が必要になります。

3.葬儀までに弔問できなかった人は後日

何らかの理由で葬儀までに弔問できなかった場合は、後日弔問しても問題ありません。 日時は、遺族の都合を優先し、あらかじめ連絡を入れてから伺うことをおすすめします。

後日弔問する場合はまず電話で確認を

葬儀後にご自宅に弔問する場合、まずはご遺族にお悔やみの言葉をお伝えしてから、「お線香をあげたい」など弔問したい旨をお伝えしましょう。ご遺族は心身ともに疲れているので手短にすませる事を心がけると良いでしょう。

葬儀後の弔問はいつまで?

お葬式に参列できなかった場合など、後日ご自宅に弔問する場合は、葬儀・告別式の後片付けが落ち着いた頃が良いとされます、3日ほど空けてから事前に弔問する旨を伝えて訪問すると良いでしょう。すぐに訪問できない場合は、四十九日頃までにお伺いするのが一般的です。

弔問は遺族の負担にならないことが重要

弔問は、遺族の負担にならないことが重要です。 ここでは、弔問を控えるべきケースについて解説します。

1.遺族が弔問を望まない場合

遺族から訃報連絡がない場合や、遺族が弔問を望まない場合は、弔問を控えましょう。 家族と突然死別した遺族の悲しみや混乱は計り知れないため、遺族の気持ちを尊重することが重要です。 特に、葬儀に向けての手続きで忙しい通夜前の弔問は、遺族にとって大変な負担になります。

2.訪問する人が体調不良の場合

体調が優れないときの弔問は、避けた方が無難です。 無理に弔問し、故人宅で体調が悪化すると、遺族に迷惑がかかってしまいます。 ただし、どうしても最後のお別れを告げたい人は、付き添いの人と訪問するのもよい方法です。 万が一、体調が悪化しても付き添いの人がいれば、遺族に迷惑はかかりません。 弔問できない場合でも、弔電を送ることで気持ちは伝えられます。 無理に訪問するよりも、別の方法で気持ちを伝えることも検討しましょう。

弔問の流れ

通夜前の弔問は、受付をおこない参列する葬儀や告別式とは異なるため注意が必要です。

一般的な弔問の流れ

  • 遺族に弔問の連絡を入れ、故人様宅を訪問します。
  • 故人様宅の玄関先で、遺族へお悔やみを伝え、お供え物を持参していればここで渡します。
  • 遺族から線香や焼香をすすめられたら、家に上がり素早く対応し帰宅します。 ここで長居はしないようにしましょう。

故人と対面する手順

弔問客から故人との対面を申し出ることはマナー違反です。 故人との対面は、遺族からすすめられた場合におこないます。 対面する手順は以下の通りです。

1. 故人の枕元に静かに移動したら正座し、両手をついて一礼します。「お別れをさせていただきます。」と故人と遺族に挨拶をしましょう。

2. 両膝の上に手を置いた状態で、遺族が白布を外すのを待ちます。弔問した人が、白布を外すのはマナー違反です。

3. 故人と対面したら、深く一礼し合掌します。

4. 冥福を祈ったら、後ろに下がり両手をついて一礼しましょう。 故人と対面した際「安らかなお顔ですね」と一言添え、弔意を伝えるのもよいです。 ただし、故人との対面は短時間で終わらせ、速やかに帰宅します。

もし故人との対面が辛い場合は、遺族にその気持ちを伝え、対面を遠慮することも可能です。

弔問のマナー

弔問する際はマナー違反にならないように注意が必要です。

1.弔問に伺う日時を伝える

弔問する際は、事前に遺族へ日時を伝え、弔問に伺う旨を伝えることが大切です。 特に通夜前の弔問は、遺族も混乱しており、急に訪問されると迷惑がかかってしまいます。

また、遺族が弔問を望んでいないこともあるため、弔問の許可は必要です。 一方で葬儀や告別式に弔問する場合であれば、遺族から案内があるので、事前連絡や許可は必要ありません。

2.長居しない

弔問は、長居せずにすぐ帰宅することが基本です。 長居すると、対応する遺族の負担になることが多いため、手短に済ませましょう。 特に通夜前の弔問では、長居は禁物です。

3.通夜前の弔問には香典を持参しない

通夜前の弔問に香典は必要ありません。 香典の準備があると、故人の不幸を予想していたように感じられるためです。 通夜や葬儀、後日弔問する場合には、香典を持参します。

4.明るい話題や死因への言及は慎む

弔問時の会話では、明るい話題や死因は避けるのが基本です。 大切な人を亡くし悲しみの中にいる遺族にとって、明るい話題は負担になります。 また故人の死因や状況について、詳しく尋ねるのもマナー違反です。 さまざまな死因があり、遺族が伝えたくないケースもあります。 死因は、大変繊細な話題になるため、触れないようにしましょう。

5.忌み言葉を使わない

通夜やお葬式、弔問でタブーとされる忌み言葉は、使わないように注意します。 忌み言葉は、不吉なことを連想させる言葉のことです。 忌み言葉には「重ね重ね」や「追って」、「続いて」など繰り返す意味を持つ言葉などがあります。 不幸が続くことをイメージさせるため、弔問の際には注意が必要です。 忌み言葉を使わないように、あらかじめ会話をシミュレーションするとよいでしょう。

6.相手の宗教へ配慮する

宗教や宗派は、さまざまな種類があり、避けるべき表現も異なるため、弔問する際には配慮が必要です。 たとえば、「ご冥福をお祈りいたします」というお悔み言葉は、仏式のみで使われます。 一方で「天国」は、仏式では使いません。

お悔やみの言葉の一例

宗教ごとのお悔み言葉の例は以下の通りです。

  • 仏式「ご冥福をお祈りいたします」
  • 神道「御霊のご平安をお祈り申し上げます」
  • キリスト教「安らかに眠られますようお祈りいたします」

線香のあげ方に関するマナー

線香をあげるのは、故人を供養するためといわれています。

仏教経典のひとつである「倶舎論(くしゃろん)」には、「死後の人間が食べるのは匂いだけで、善行を積み重ねた死者は良い香りを食べる」とあり、このことから線香は故人への供物としての役割があります。また、線香の香りによって悪霊を遠ざけるという意味もあります。

線香のあげ方は地域によって違いもありますが、概ね次の通りです。

1. 仏壇の前に座り、一礼します。

2. ろうそくに火がついていればそのまま使います。ついていなければ自分で火をつけますが、直接線香に火をつけないようにしましょう。線香の本数は宗派によって異なります。

3. 線香に火をつけ、煙が出ていることを確認できたら、左手であおいで火を消します。この際、口で吹き消さないように気をつけましょう。口は悪業を積みやすいとされていて、吹き消すことはタブーとなっています。

4. 火を消した線香を香炉に立て(寝かせ)ます。線香を立てるか寝かすかは宗派によって異なります。

5. おりんを一度鳴らしてから合掌し、遺影に一礼した後、遺族に再度一礼します。

宗派による作法の違い

宗派本数立てる/寝かせる
天台宗・真言宗3本立てる
臨済宗・曹洞宗・日蓮宗1本または2本立てる
浄土宗1本2つ折にして立てる
浄土真宗規定なし寝かせる

弔問の際の服装

訃報を受けてすぐに病院へ向かう場合、喪服を着ていくと失礼に当たります。あまり派手な服装を避けてスーツなど地味な服装で伺いましょう。後日弔問する場合は平服がマナーです。

あまり派手ではない落ち着いた服装で、アクセサリーの着用は避けてください。喪服のようなお葬式を連想する服装は、悲しいイメージを与えてしまうので好まれません。

弔問・会葬の際の挨拶

「この度は御愁傷様です」「心からお悔やみ申し上げます」などの弔意を表す言葉や、「何かお手伝いすることがあればお声をかけてください」など気遣う言葉をかけましょう。

遺族を気遣うことが何より重要ですので、亡くなった方の死因や病状など細かく聞いたりはせず手短に弔意を伝えます。

弔問時の持ち物

基本的に、通夜前の弔問で持参すべきものはありません。 しかし、お供え物や数珠は、持参すると喜ばれることもあります。

1.お供え物

お供え物や手土産は、持参してもよいですが、用意がなくても問題ありません。 故人の好きなお菓子や果物、花などがよいでしょう。 日持ちしない生菓子や冷蔵する必要がある物は避けます。 また保管が難しい生ものは避けるべきです。

2.仏式の場合は数珠

仏式であれば、数珠を持参しますが、他の宗教であれば、数珠は不要です。 相手の宗教が仏式と分からない場合や数珠が自宅にない場合、持参しなくても問題ありません。

弔問時にお香典や手土産は必要?

弔問時にお香典や手土産は必ずしも持参する必要はありません。 かけつけてくれた方の気持ちが伝わることが一番です。

1.お香典について

お香典について お香典は式への参列時に持参することが基本なので、お通夜や告別式に伺えなかった場合のみ、持参するようにしましょう。ただし、遺族側からお香典を辞退している旨を伝えられた場合は、無理にお渡しすることは避けましょう。

2.手土産について

手土産について 故人の好きだったお菓子やお酒など、御供物として持参することは問題ありません。他にも小さめにアレンジメントされたお花などを持参する方もいらっしゃいます。必ず必要というわけではないので、特に持参せずにお参りだけさせてもらうということでも、決して失礼にあたらないためご安心ください。

弔辞を依頼されたとき

固辞せず、快く引き受けましょう。遺族は故人様のこともよく知っている人に弔辞をお願いします、是非ともこの人にお願いしたいと思って依頼するのです。ですから、弔辞を頼まれた時には決して固辞せず快く引き受けるべきだと思います。

弔辞の内容を考える

弔辞を引き受けたら、話す内容を考えましょう。自分の言葉で話せば大丈夫ですが、しっかりと内容を考え原稿を用意するのがマナーです。一人3分くらいが一般的ですので、原稿用紙2〜3枚を目安にしましょう。一般的には、故人を悼む言葉を冒頭で伝え、故人との思い出を話します、最後にお別れの言葉で結びとなります。不幸を連想する忌み言葉は使わないように気をつけましょう。

原稿は丁寧に書きましょう

弔辞は読み終わった後、祭壇に置き葬儀後は遺族が保管します。誤字脱字が無いように気をつけ丁寧に書きましょう、正式には毛筆で書くべきですが、ペンなどでも構いません。最近ではプリントしたもの見受けられます。字が綺麗でなくても自筆で丁寧にかく心がけが大切です。

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